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管理者に連絡

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NO.660842
匿名さん(男性/99歳)
2011/01/26 05:21:46
他の方がご指摘の内容について、わたしはその番組を見ていませんが、おそらくBMAL1(ビーマル1)のことですね。

BMAL1は、時計タンパク質と呼ばれるものの一種であり、食事の刺激によって体内時計の調整を行うのが主役割です。同時に、この体内時計とリンクする形で、脂肪代謝の調整役も果たすことがわかっています。BMAL1は脂肪合成酵素を活性化して体脂肪として蓄積させる働きがあり、よって、逆にBMAL1の量が少なくなる時間帯では、食事の消化吸収や体脂肪の分解によって増えた血中脂質が運動エネルギーとして利用されやすくなるということになります。

BMAL1は、夜(18時以降)になると増え始めて、夜中(特に22〜2時の間)に最大量となり、そこから朝に向かって次第に減っていきます。

ここで重要なのは、BMAL1は、別のPCG-1αというタンパク質の働きに影響されるということです。このPCG-1αは朝食を食べるという刺激によって活性化されることがわかっており、このようにしてPCG-1αが活性化することで、BMAL1の量が起床後〜日中にかけて特に減っていくという作用が正しく働くようになるということです。よって、朝食を食べないとむしろ太りやすくなると言われるのは、朝食を食べないことでPCG-1αが活性化されず、BMAL1の量がきちんと減る作用も起こらず、日中も体脂肪を蓄積しやすい状態が続いてしまうからです。

BMAL1は、朝にきちんと起床し、しっかり朝食をとることで、さらに減っていき、特に14〜16時の間に最低量となります。この時間帯を活発に過ごすと、脂肪がバンバン燃焼されるということになります。この時間帯がトレーニング好機と言われるのもそのためです。

勘違いしてほしくないのは、14〜16時の時間帯はあくまで脂肪燃焼の好機ということであって、15時のおやつを食べても太りにくいという意味ではないということです。なぜなら、食べたものを消化して、栄養吸収され始めるのには最低でも2時間かかるというタイムラグがあるからです。14〜16時が脂肪燃焼好機であるということは、12時の昼食を食べても太りにくいということを意味するのです。

以上のことから、食べても太りにくいということにつながるのは、朝食と昼食ということになります。朝食と昼食をしっかりとりましょうというのはこういう意味なのです。ただし、「しっかり」と言っても、栄養バランスのとれた適量を!ということです。食べ過ぎや、偏った食事(甘いモノばかり、脂っこいものばかり)ということではやはりダメです。はるなさんのご質問にある「たくさん食べても太りにくい」ということにはなりませんので、誤解のないように!

BMAL1の話を正しく理解すれば、規則正しく早寝早起きして体内時計を狂わせないようにする、朝食と昼食をしっかり(栄養バランスのとれた適量を)とる、3食のうち昼食の割合を一番多めとするのがよい、お昼過ぎから夕方の時間帯に活発に過ごして脂肪をバンバン燃焼させる、夕食はなるべく早めに(22時の遅くとも2時間前、20時までに)やや少な目の量(糖質と脂質の摂取量を朝・昼食より少し控えて、タンパク質の摂取量は減らさない)とする、ということになります。

ただし、せっかくなので、救いの道もお知らせしておきましょう。

1週間のうちで1食くらいはたくさん食べてもリカバリーできる(必ずしも太る結果とはならない)とされています。あくまで、その他は規則正しい食事をしているという前提ですが。その1食は、水曜日の昼食のときとするのがいいでしょう。なぜなら、1日の体内時計みたいな感じで、1週間の中での体調リズムというのもあり、水曜日のエネルギー代謝が最も高くなるとされているからです。逆に、休み明けとなる月曜日のエネルギー代謝が最も低くなるとされています。また、仕事や学校が休みで活動量が減ることになる日も食べ過ぎ注意です。

また、女性ならではのこととしては、生理周期、つまり、女性ホルモンの分泌リズムのことも考慮してよいでしょう。生理終了後〜排卵日前の間は、エストロゲン(卵胞ホルモン)分泌量が増加することで、代謝が向上します。そのため、ダイエットの効果がでやすい時期と言われていますし、食べ過ぎをリカバリーしやすい時期とも言えるわけです。逆に、排卵日後〜次の生理の間は、エストロゲン分泌量が低下するため、食べ過ぎ注意となります(ダイエットの効果がでにくい時期と言われています)。

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