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NO.75920 哲学する ?      
オチビさん(女性/15歳)
2008/10/22 14:52:29
 こんにちは。オチビです。         久しぶりに私が「思想」というものに興味を持ったきっかけを思い出したので、書き込ませていただきます。  きっかけは、まだ未提出の、一年前くらいの国語科の宿題でした。なぜ未提出なのかというと、結論が出ないからです。       それは、こんな内容のものでした。      次の文章を読んで、後の問に答えなさい。(少し要約させていただきます)            昔、あるところに、一人の若い男がいた。貧しかったが婚約者も居り、母と二人で幸せに暮らしていた。    ところがある時、母が病気になってしまった。彼は病に効く薬草を取りに、山に登った。しかし、途中で道に迷ってしまった。気が付くと、彼は、山の頂上にいた。          そこで、彼は飛び去っていく竜を見た。その瞬間、彼の頭の中から、母や婚約者のことは消え去った。彼は、竜に魅了されてしまったのだ。        それから彼は、竜を探し求めてあちこちをさまよった。しかし、どこにも竜は居なかった。          ある時、彼は鯉が滝を昇ると竜になるという話をきいた。そして、自分で竜を育てようと決心した。彼は滝のそばに小屋を建て、鯉を一匹捕まえ、滝を昇る練習をさせ始めた。  練習をするにつれて、鯉は賢く、大きくなった。しかし何十年も経ったある日、練習を失敗したその鯉は、滝から落ちて死んでしまった。         彼は嘆き悲しんだ。そして、その鯉が成し遂げられなかった事を今度は自分がやってやろうと決心した。彼はもう、老人になっていた。          それからまた何年か経った時。まだ夜があけないうちに、彼は滝のそばに出た。どうすればいいかはもう、分かっていた。     彼は滝の中に飛び込んだ。そして、所々にある岩を足場にしながら、上へ上へと昇っていった。        彼はとうとう、滝を越して、天高く飛び上がった。彼は自分の体が鱗に覆われているのを見た。彼は竜になったのだ!        しかしそのとたん、彼は母と婚約者のことを思い出した。そして、竜を追いかけなければ送ったであろう幸せな人生が彼の頭に浮かび上がった。自分と、婚約者と、母と、自分の子供達と…      俺は一体今まで何をしていた?!      この長い年月、人生のほとんどの物を捨てて、俺が求めてきた物は何なんだ?!     俺が貫いてきたこの一念は、一体なんだったんだ?!       ふと下を向くと、山の頂上に、若い男が立っていた。呆然として、自分を見上げている。           「俺を見たことは忘れろ!」        彼は叫んだ。     「お前の国に帰れ!俺を忘れろ!」     そう言い残して、彼は雲の彼方に飛び去っていった。                  問)あなたは彼の人生は意味のあるものであったと思いますか?  問2)これからの人生を、あなたは何のために生きていこうと思いますか?                  …難しいです。恐らく、私自身の結論は、ずっとあとにならないと出ないでしょう。    皆さんはどう思われますか?机を整理していてその紙を見つける度に、しばし考えてしまいます。       どなたか、ご意見お願いします。

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