NO.508843 ・アオイさん(女性/20歳) 2009/08/31 20:47:44
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?解糖系 グルコースがピルビン酸になり、その際に2ATP⇒2ADPとなりますが、その後2NAD⇒2NADHとなる時に4ADP⇒4ATPとなるので、結局ATPの純生産は2となります。
?クエン酸回路 ピルビン酸がアセチルCoAになる時に2NAD⇒2NADHとなり、その際にCoAの働きで2CO2が生成されます。 その後アセチルCoA⇒クエン酸⇒イソクエン酸⇒ケトグルタル酸⇒コハク酸⇒フマル酸⇒リンゴ酸⇒オキサロ酢酸へ変わります。これがクエン酸回路です。 イソクエン酸⇒ケトグルタル酸の時に2NAD⇒2NADHとなり、2CO2が生成。 ケトグルタル酸⇒コハク酸の時も同様に2NAD⇒2NADHとなり2CO2が生成。そしてここで2ADP⇒2ATPとなります。 リンゴ酸⇒オキサロ酢酸の時にも2NAD⇒2NADHとなります。よってここでのATP純生産は2です。
?電子伝達系 解糖系&クエン酸で出来た10NADHが、内膜上にあるNADH脱水素酵素複合体の働きにより10NADとなります。その際にでるe-が同じく内膜上に存在する酵素を伝達していき、e-が伝達する際にはプロトン(H+)がマトリックスから膜間腔へと移動します。そうすると膜間腔のプロトン濃度が高くなりますから、濃度勾配に従って今度はプロトンが膜間腔からマトリックスへと移動します。そのプロトンがATP合成酵素を通って移動するので、その際に34ADP⇒34ATPとなります。よってATP純生産は34。
?〜?より、全体でATPは38生産されます。 |