･Aさん(女性/20歳)
2006/06/14 11:37:23
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夜道を一人歩いている時…、後ろにただ男のが歩いてるだけで無意識に早く歩く自分がいる。男の人に悪気がなくても恐い。いつからこんなに恐くなった？守ってくれると信じてた存在。男の人には心外かもしれないけど、あなた達の体の構造は、時に刃物よりも恐ろしい物にすりかわる。その瞬間、抵抗する事ができなくなる。終わった後も体の震えがとまらない。悔しい。涙もでない。私の中で、男が憎い存在になった瞬間だった。くだらない男。そんな人は何人もいた。その恐怖は、今までに何回もあった。女友達にだまされた事もあった。まわされた。男に、世の中に復讐したくなった。だから男を見下した。自分は自分でしか守れない。手のひらで転がる男を見ていて楽しかった。Ｈしても何も思わない。気持ち悪いとか気持ちいいとか幸せとか。幸せって何？男の人がくれるの？ならいらない。別に死ぬ気はない。生きる気もない。大抵の悪い事はしたつもり。なんの抵抗もない。感情の欠落っていう方が正しいのかも。この話の全ては、１５歳から１８歳までの体験。１９歳の頃ある男性にであった。この話は今まで誰にも秘密にしてきた。話しても何も変わらないと思ってきたから。１９歳の頃に出会った男性Bさん。その人は純粋で…。私の価値観を否定するようにまっすぐな人。踏み込むのが恐い。その人を見たときに、自分の汚さに気付かされた。心も体も汚れてしまった自分…。表面だけの自分に。その人に言われた言葉。「大切にしたい」意味がわかるまでにそうとう時間がかかった。ただその瞬間なぜか無償に苛立ちを感じた。その人のそばにいたいって思ってきた頃、過去を話した。今でも過去を後悔してない。後悔したら自分がなくなる。過去を話す間、涙もでない、顔も見れない。受け入れてもらえない事は覚悟してた。だけどBは何もいわずに受け入れてくれた。嬉しいはずなのに、私には感動するっていう感情はなかった。Bと付き合った。私は特定の人と付き合う事は、今までにまずなかった。めんどくさいから。Bの愛情が伝わりだすのには、時間がかかったけど、少しづつ私は変わった。今やBは夫だ。きっと私この先も男の人を信用しきれないんじゃないかって思う。大切な気持ちがわかって大切な人ができたのに、信用しきれない自分が悔しい。体に刻み込まれた心の傷。男の人には理解できないと思うし、だから何してほしいってわけじゃない。私にとって重たい過去。でも背負って生きてくって覚悟を決めた。今でもたまに何かの拍子に思い出す。そのたび憎いって感情にかられて、そんな自分と戦う。この先一生こうなるかもしれない。でも逃げない。私を大切にしてくれてる夫と私のためにも…。長くなってすいません。私とは違う形で傷ついているたくさんの人。みんなそれぞれ重たい過去を背負って生きてる。だから人間て強くなれるんだなって思ったから、私の過去を例題にこの気持ちを伝えました。過去を背負うまでは人間弱くても、背負ったとたんに強くなる。過去が重ければ重いほどに。過去があるから未来がある。もしも１人で悩んで、逃げてる人がいるならわかって欲しい。人間て自分次第でいくらでも強くなれるって事を。 |
