| NO.777321 ・ぐったり侍さん(男性/30歳)
 2012/06/03 19:40:20
 
 | うーん、本当に一番大事なのはちゃんと「祀る」ことであって、それ以外の要素はむしろ「大雑把」「肝要」なのがまさに 「日本として誇る宗教文化」
 だと思うんですけどね
 
 だから地域の文化とか氏子の意思を守るのが「モラル」だったり「マナー」なわけで、文化的な衰退とかそいうのとは別だと思うんです。
 その番組で取り扱われた宮の氏子さんや関係者の意思とかって確認されました?
 
 神でもない「ただの人」が神輿の上に乗って飛び渡る祭りだってあるくらいです。
 
 日本の宗教文化のカオスっぷりは昔からで、神仏習合なんて最たる例です。
 神社ってそもそも民のイベント会場でもあって、昔からわりとふざけた行事が行われてますし、
 鷲宮神社なんて今じゃアニメオタクが集まってイベントやるくらい。
 しかもあれ神社公認です。
 
 文化や伝統としての作法は守るべきだと思いますが、
 「民の意識」は、その形が変わっただけで昔も今も変わりないように思います。
 「上から見下ろしことが不敬」だと思ってないなら、「上から見下ろして敬意を払う」ことは矛盾ではないのですし。
 
 私の曾祖母さんを生前に一緒に旅行で某外国の宗教物を見物したんですが、そのとき曾祖母さんは
 
 「ありがたいねえ。なんまんだぶ、なんまんだぶ」
 
 ってつぶやいてました。
 これ、よーく考えればとんでもないんですけれど、曾祖母さんはとても真剣に、そしてその宗教物に「敬意を払っていた」んです。
 
 これと基本は変わりないんじゃないかと。
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