NO.824085 ・テルさん(男性/99歳) 2013/07/22 14:34:51
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男ですが。
男は元々自分の子孫を少しでも残そうとする性質…つまり次の雌を探す性質(≒浮気する性質)はそもそも持ってるものです。
あくまで生物学上の観点からただただ客観的に言うと… 浮気してない人はただその性質がまだ発露してないか発露する機会が“たまたま”得られてない…つまり“結果的にまだしてない”だけかのどちらかだったりします。
加えて、人は自分の行為や状態を間違ってないと思いたい…という心理的な自己防衛本能があるので、例えば『いまだ、或いはたまたま結果的に“まだ浮気してない”』そんな自分を他のオスと比べて自分はいいのだと思い込んでしまいます… 例えば、童貞こじらせた人が“童貞サイコー”とか未婚の人が“結婚してない独身のオレ勝ち組!”とか言ってるのと同じように。
また、女性からすると… つまり生物学上の雌(メス)からすると、自分が獲得したオスが次の雌の所に移ってしまうと自分の存在価値が減り、そして自分だけでなく自分の子の生存そのものが危うくなってしまいます。 だからオスが次の交尾相手を探そう(浮気しよう)とする事を極端に本能的に忌み嫌います。
そしてそれと同時に自分がそうならないように“次の雌に移らないオス”“自分の所にとどまってくれるオス”を『良いオスだ』としますから、それが“たまたま”そして“まだ”結果的に浮気に至っていないオスの“自分を悪く思いたくない”そんな思いと利害が一致し…更にはそうする事は“悲しい思いをする雌”がいなくなる事でもあるので…つまり“悲しみが減る”事でもあるので… だから社会的には“浮気しない方がいい”となってたりするわけです。
ただ、だからといって…
だからといってオス(男性)の…少しでも自分の子孫を残そうとしてしまうオスの本能的な“そもそも持っている性質”が消えてなくなるわけはありません…よね?
むしろその性質が無くなったりすると… オスにとって『自分の子孫をもっと残そうとする意思≒生きよう生き残ろうとする意思≒もっと多くのエサを獲得しようとする意思≒(現代では)もっと稼ぎをよくしよう!という意思』といったそういう性質をなくす事にも繋がってしまいますので…
ただただ『浮気は悪いもの』としてオスをがんじがらめに拘束したり思う通りにしようとすると、オスの“生存意欲”や“獲得意欲”をただただ削いでしまうだけになり、つまりそれは結果的には自分の生存そのものも危うくするだけになってたりも…するわけです。
なので、結構よくある事ですが… 旦那が浮気したからといってそれ以後はうるさく監視し旦那を尻に引いてがんじがらめに縛って…尚且つ“稼ぎが悪い!”と文句言ってる奥様が意外に多かったりしますが…それは自分で自分のクビをしめてたのと同じだったりするわけです。 つまり、自分が“オスとしての牙”をムリヤリ抜いておいて、なのに獲物をたくさん獲ってこれないのはどうしてだ!と怒ってるのと同じ…って事になるわけです。
話がズレてしまいましたが、
浮気された人が“男はみな浮気するものだ”と言うのは、かつて自分が吟味に吟味を重ねて“この人なら絶対浮気しない人だ”と当初は思ってそうやって選んだはずのそんな相手が浮気した…というその実体験から、本来なら見たくなかった、または認めたくなかった“男(オス)としての本質”を見抜いて、或いは“やっと目を向けられるようになりやっと認めて”言ってる言葉とも言えて…
そして“浮気しない男もいる”という女性はそもそもあるはずのオス(男)の本質には目を向けずに、希望的観点か或いは願望的観点に立っているか、或いは“たまたま”なのかまたは“まだ”なのかは別にしろ、そうやってたまたままだ結果的に浮気をしていないそんな男性を得られている事による“幸運さ”にはちっとも問題にせずに“浮気しないそういう男性もいる”と…その自分の現実を言っている…という事になるかと思います。
気付かれてるかどうかは判りませんが、浮気した男性の『その全ての男』は…
かつては“浮気をし(て)なかった男”であり“浮気しない”と言ってた男であり、“浮気なんて信じられない”と言ってた事もある…そういう時期を経てきた男達なわけです。
男性の名誉の為に言っておきますが、
“女性の浮気”も全く同じ事が言えて、浮気経験がある女性も… その全ての人は昔は“浮気なんてした事がない女性”であり“浮気するなんて信じられない!”と言ってたそんな時期を過ごしてきた女性…なわけです…ハイ…
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