| NO.825626 ・匿名47歳さん(男性/47歳)
 2013/08/03 22:25:07
 
 | こんばんは 
 何故そんなこと知りたいのですか?
 
 ただの歴史好きが知る範囲でお教え致しましょう
 
 西本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺さんで京都駅近くにあります
 
 浄土真宗は親鸞聖人が開祖とされています
 →本人は開祖とは思っておらず浄土宗開祖の法然の弟子と考えていたようです
 
 両派とも浄土信仰ですので、ただただ「阿弥陀さま」を拝む「南無阿弥陀仏」と唱える事で救われると言うのが教えの根本です→他力本願の考えが根本にあります
 
 
 親鸞聖人の教えを示した本に有名な「歎異抄(たんにしょう)」がありますが知っていますか?
 
 親鸞聖人が亡くなった後に、間違った教えをひろめる者がいることを嘆いた弟子の唯円房が今まで聖人から聞いた教えをまとめたものです
 
 その中の一説に有名な言葉があります
 善人なほもって往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世のひとつねにはく「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」
 
 これを現代訳すると
 あまり熱心に阿弥陀さまに頼らない南無阿弥陀仏を唱えない善人(修行し自力で悟りをひらこうとする人)でさえ往生することができるのだから、まして救われようと熱心に阿弥陀さまを頼り南無阿弥陀仏を唱える悪人が救われないわけがない(南無阿弥陀仏ととなえればどんな人もすくわれる→他力本願の考え)
 ところが世の中では逆の事を言う人が多い
 
 
 親鸞聖人は若いときに苦行をつんだが、いくら苦行をつんでも悟りはえられなかった
 そんなとき法然聖人と出会い他力本願の考えに共鳴したものと思います
 
 
 歎異抄については現代訳版がネットでみれます
 調べてみてください
 
 
 以上
 |