NO.88407 ・王様さん(男性/20歳) 2006/09/04 00:43:00
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別に霊能学者なわけではないんだけれど。確かにこの世自体に怨みを抱いて死亡し、コピーを生み出す場合もあるだろうね。特定の人物ではなく、全てを怨み、消す事を目的として生まれたコピー=悪霊だ。ここで重要なのは、事実彼らは常識外れな能力を持っているものの、規模には限界があるという事。一度に大勢の人間を消す程の能力もなければ、地球を破滅させる能力も無い。でも霊は母体から受け継いだ条件を満たすために行動する。ここで「世の中全てを怨む」というような巨大な条件をかせられたコピーは、自らの力でできるルートで目的をクリアしようとする。つまり、「全てを消す=徐々に数を減らしていく」という行動にはしる。一度に大勢の人間は消せないけれど、一人ずつならなんとか消す事が可能な彼らは無差別に人に取り付いたりして消そうとするんだ。さっき言った自縛霊とは違い、自由に徘徊するから厄介だ。彼らは目的を達成するまでは消えない。永続的に。だからこの世に多くの霊が色々な目的を持って徘徊しているんだよ。注文すべきは、彼らは意志があるけれど、あくまで母体のコピーだという事。だから僕らは死んでも幽霊にはなれないし無の世界に戻るしかないんだ。 |