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疑問・質問

投稿情報 内容
NO.186438 親方の力に
若造さん(男性/22歳)
2015/06/10 09:01:58
尊敬する親方(叔父)が八百屋を経営していて 今年から仕事の手伝いをしてます、
親方は昔かたぎで経営は丼勘定、合理的に何かしなければ今の世の中破綻するのは目に見えています でも言えば ヘソを曲げます 僕は陰ながら経理的に支え繁盛させるのが夢なんです が いかんせん 八百屋にも経営にも素人な僕です こんな僕が親方の機嫌を損ねず上手く(数字的にどうすれば解決)もっていく方法は何かないですか?専門的なご意見あればよろしくお願いします。

投稿を締め切りました。




投稿情報 内容
NO.896369
ナインさん(男性/99歳)
2015/06/11 13:50:12
まず、「利益を上げなければ」商売ではない。
当たり前のことだが、これが商売の大前提だ。

ただし、そこで「どれだけ利益を上げるか」かは、人それぞれの商売における価値観であるし、だからこそ「正解のないモノ」になる。

なので、言ってしまえば「1日わずか500円しか儲けられない八百屋」も、逆に「1日に500万円を儲ける八百屋」も、どちらも立派な商売だ。
また、その利益において経営者に不満が無ければ、どちらも立派な経営者ということになる。

したがって、「利益の大きさ」やそれに付随する「商才」は、実際のところ「商売の質」や「経営者の質」を推し計るモノには決してならない。というより、それで推し量ってはならないモノが実際の「商売」であるし、商売の「本質」だ。


ところが多くの人間はこれを誤解している。

利益を多く上げるほうが立派な商売で、その商才を持つ人間を立派な経営者であると、圧倒的な数の人間がそう思い込んでいる。ほとんどのビジネス教本でも経営者セミナーなどでも「利益」が商売のバロメーターであると教えているし、そう信じ込んでいる。

よって、これは商売における「利益至上主義」という“ひとつの考え方”でしかない。
また、「そうでなければならない」と妄信しているのが圧倒的な数の現代人になる。


そして、きみもそれと同部類だ。
親方の為に繁盛させることが夢であっても、これは上記の利益至上主義に乗じた、きみの価値観にある商売の在り方だ。決してそれが間違っているわけではないが、親方の今まで敷いた経営とは離反する商売の価値観を持っていることになる。

ならばよく考えろ。
親方という人間に惚れて働くのであれば、将来破綻すれども、親方の持つ価値観に併せて身を置き、そこで様々なことを習得していくのが「付いていく者」の本来の在り方だ。それこそ、親方と弟子という考え方での就労になる。

また、商売利益を目指して働くのであれば、それは丼勘定の経営者の元では授からないものであるし、親方という尊敬する人間の元で就労することの意味さえないものだ。つまり、親方の店でなくとも、量販スーパーや別の儲かってる八百屋で、商売や経営の勉強は出来るという話になる。


というわけで、総じて、俺が個人的にきみに言いたいアドバイスとしては、尊敬する親方と経営者を慕うのであれば「出しゃばるな」だ。

八百屋としての経験も知識も未だ不十分なのにも関わらず、その経営を語って、商売を右肩上がりにしようと考えるなぞ実におこがましい。

「陰ながら」やら「機嫌を損なわず」やらというのは、その八百屋に従属や迎合する想いであっても、別解釈をすれば、弟子がその八百屋を専横する様子に他ならないということだ。

なので、親方の元で働くなら、その利益至上主義の価値観は捨てろ。そして、八百屋の商売とともに親方の価値観を学べ。

自分の利益至上主義の価値観を発揮したいなら、少なくともきみが親方に信頼されて意見が通るようになってからか、店が潰れたりそこで教わることが無くなって独立してからだ。

今、きみが八百屋に合理的采配を用いても確実に潰れるぞ。
それが何故なのか分かるならばペーペーのド素人でも見込みはあるけどな。

投稿情報 内容
NO.896356
オウさん(男性/39歳)
2015/06/11 01:52:37
あなたのような人がいるとおじさんも心強いかもしれませんね。
大事な事は「うまく歯車を噛み合わせる事」だと思います。
やる気ってすごく空回りしやすいんですよね。
少し辛口になっちゃうんだけど...特に...まだ何も知らないし何も出来ないそんな人が“こうする方がいい”と思ってる事とかはね。
私はあなたのような立場も、そしておじさんのような立場もどちらも経験しましたが、新人なのに“もっとこうすれば…”と言った所で、たぶんですが何年も或いは何十年も酸いも甘いもどれも味わってきて苦しいのも乗り越えてきて店を守り実際に(たくさん?)金を稼いできてる人が聞く耳を持つ事なんてたぶんそうそうなかったりします。
良くても“やる気があるのは良いよ。…”と言われるのみだったり;。

「歯車を噛み合わせる」という言葉を少し判りやすい言葉に直すと「(昔かたぎで職人気質の人にも)話を聞いてもらえる自分になる」って事です。

そうでないとどんなに素晴らしい提言提案も、他の誰もが賛成してくれるような事であっても、当の本人には受け入れられず結局は“意味のないもの”にもなっちゃったりします。
それでもしもあなたが手伝いながら店が潰れたとしたらそれは「耳を貸さなかった人が悪い」...とあなたからは言えるかもしれませんが実質は「(せっかく自分はいい提案を持っているのに、なのにもっと根本的な事で)相手に耳を貸してもいいと“そう思わせられなかった自分”の力不足」だったりしますので。

親方が昔かたぎなら、その「昔かたぎの親方」から見て、つまり“親方の土俵”で「こいつは一目おけるヤツだ」と思ってもらえるようにまずは自分がなる事が先決だと思います。

そうやってまずは相手に認めてもらえ“こいつには一目おける”と思ってもらえる事と、そしてもう一つ大事な事は「その親方が大事にしてるもの」をあなたも同じように大事にしているとその親方自身が感じれば...親方はあなたの言う事に耳を傾けてもいいかと思ってもらえるかと思います。逆に言えばそれらがなければ耳を開いてもくれなかったりします。

楽をしてる者、楽をしようとする者、大変さを全然わかってない者、大変さから逃げる者、相手からすればちっとも大変でもないものになのに大変だとかしんどいとか言う者、不平不満を言う者、そもそもちっとも自分は出来ていない者…そんな人の話にはたぶん誰だって耳を貸さないものです。 その親方が「昔かたぎ」ならたぶんなおさら...
特に”昔かたぎ”の人が嫌うのは「合理的」という言葉だったりします。
なにしろそこにある“不合理”も「必要と感じたからこそ」しているものだったりするのですから。

「相手がしている事を非として、自分が提案するものを是とする」のではなく、
「相手がしてる事をとにかく是として、そこに自分が思ういい事を追加していく」というスタンスで。 相手のそれに寄り添い相手と同じ道、同じ方向に進みながら、でも更に自分の思う“これをすると良くなる”という事を追加し実際その良さを味わわせる…というスタンスでなら相手も受け入れてくれたりします。

言葉に書けば何か難しく感じますが実際は単純でさほど難しい事ではなかったりします。
親方がしてる仕事や親方があなたに求める仕事の量や質を100とすれば、あなたはその100をこなし、それに更に自分が思う“こうすればいい”と思うその仕事を更にこなして例えば「130」の仕事をするそれだけで良かったりします。
ただそれだけであなたが加えたその”30”の分だけほんの少しづつその八百屋は変わってくるかと。数年後には大きく変わっているかと思います。

逆に親方がしてる仕事や親方が求める仕事が100なのに、なのにその100をこなす事も出来ずに60や70のしか出来ていないのに、なのに“こうしたらいい”“ああすればいい”と言っても…相手にはそれがただの不平不満や弱音にも聞こえてちゃんと耳にいれてくれなかったりします。

もちろん相手に全然判らん事を判らんからとあなた一人ですると孤立しちゃいます。相手も耳を閉じちゃう。なので孤立しないように常に報連相し相手に手柄を立ててもらうそんなスタンスで。
相手に話を聞いてもらいたければ、まずは自分が動き自分が話を聞いてもらえる人間になる事。
相手と敵対するのではなく必ず相手を是としそれに付け足していく事。

数字を把握し数字に強くなるという事は必ずその八百屋さんにはプラスになるよね。
後は”異論”を唱えるのではなく「うまく噛み合わせる事」が重要かなと。

やる気がある事は素晴らしい事ですよね。
頑張ってね。






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